ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバー徹底比較|初心者向け飼育ガイド!

大型犬の中でも特に人気のある「ラブラドール・レトリバー」と「ゴールデン・レトリバー」。
どちらも優れた家庭犬として知られていますが、実際に飼うとなると、それぞれの違いや向き・不向きが気になるところ。
この記事では、両犬種の特徴を「体格・性格・毛の手入れ・運動量・しつけやすさ」などから比較し、どちらが自分や家族に合っているのかがわかるよう、わかりやすく解説します。
この記事でわかること
- ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバー徹底比較
- ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーの初心者向け飼育ガイド!
これから大型犬を飼おうと思っている方にも参考になれば幸いです。
ラブラドールとゴールデンを比較|どっちが飼いやすい?
ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーは、共に家庭犬として理想的な性格を持つ犬種です。
ただし、活動量や被毛の手入れ、性格の傾向に違いがあります。
答えとしてはどちらも飼いやすいです。
以下で詳しく見ていきましょう。
体格・外見を比較|ラブラドール vs ゴールデン
ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーは、どちらも中型から大型犬に属しますが、その体格や外見には顕著な違いがあります。
ここでは、ラブラドール vs ゴールデンの体格等を徹底比較しています。
項目 | ラブラドール・レトリバー | ゴールデン・レトリバー |
---|---|---|
体高 | オス:56〜57cm / メス:54〜56cm | オス:56〜61cm / メス:51〜56cm |
体重 | 29〜36kg | 25〜34kg |
被毛 | 短毛・ダブルコート | 長毛・ダブルコート |
ラブラドールは筋肉質でがっしりした体格。
我が家のラブラドールは2頭いますが、長女のマダムは体重30kgと標準的なサイズですが、3女のクロコは何と!20kgしかないんですよ。
マダムは筋肉質でがっしり、クロコは筋肉質ですが、細見でがっしりとまではいかない体格。

よく言えばスマートでかっこいいんだよ!
ゴールデンはしなやかで優雅な印象を与える外見が特徴です。
我が家の友人宅でゴールデンを買っていますが、たしかに優雅でしなやかな印象がありますね。
ですが、被毛の下を触ると我が家のクロコのような感じです。

あたちと似てるんだよね!
性格・気質の特徴|どんな家庭に向く?
では、性格や気質はどうなんでしょう。
ラブラドール・レトリバーの性格:
- 活発で遊び好き
- 学習意欲が高く、訓練しやすい
- 他人にもフレンドリーで警戒心が少ない
ラブラドールは非常に活動的で好奇心旺盛な性格を持ち、社交的で人懐っこいことが特徴!
子供や他のペットとも仲良くでき、忠実で従順な性格から飼い主にとって非常に扱いやすいですよ。

他のペットよりも子供のほうが好きなんだよね!
我が家のマダムは子供や人が大好き、誰とでも仲良くなれるんですよ。
だけど、クロコはビビリなので、人にも吠えるし、他のペットにも吠えちゃうんですよね。
また、学習意欲が高く、訓練もしやすいため、盲導犬や救助犬としても活躍しています。
反面、非常にエネルギッシュなため、十分な運動と刺激が必要なので注意が必要ですよ。

30分程度の散歩じゃ満足できないよ!
ゴールデン・レトリバーの性格:
- 穏やかで優しい
- 忠誠心が強く、家族に深く愛着を持つ
- 忍耐強く、子どもとの相性も◎
ゴールデンは、さらに穏やかで温厚な性格が魅力です。
人に対して優しく、忍耐強く、子供に対しても非常にフレンドリー!
社交的でありながらも、少し控えめな面もあり、家庭内でリラックスした状態を好みます。
友人のゴールデンはというと我が家のクロコ同様ビビリなんですが、吠えたりもしないんですよね。

大人しくてかわいいよ!
家庭でのんびり過ごしたい人にはゴールデン、アウトドアやアクティブな生活を楽しみたい人にはラブラドールが向いています。
毛の手入れと抜け毛【ケアしやすさ比較】
耳や爪の定期的な掃除、ブラッシングなどのケアも重要です。
特に長毛種の場合は、定期的なブラッシングで抜け毛を抑え、皮膚病の予防にもつながりますよ。
また、適切なケアを怠ると、感染症や皮膚トラブルを引き起こす可能性がありますので注意下さいね。
逆に、日常ケアを習慣化することで、犬の体調管理や健康維持が容易になり、トレーニングやコミュニケーションもスムーズに進みますよ。
犬種 | 毛の長さ | 抜け毛の量 | お手入れ頻度 |
ラブラドール | 短毛 | 多い(換毛期は特に) | 週1〜2回のブラッシング |
ゴールデン | 長毛 | 非常に多い | 毎日のブラッシングが理想 |
どちらもダブルコートのため、抜け毛はしっかり出ます。
掃除やケアの負担を減らしたいなら、ラブラドールの方が楽かもしれません。
ですが、我が家のラブラドールは、抜け毛の量が半端ないです。
毎日ブラッシングしてあげても、ブラシ一杯に抜け毛が。
掃除機も週2回はダストボックスのゴミすてが必要になります。
運動量・トレーニングのしやすさ(初心者向け)
犬のしつけは、犬の基本的なルールと信頼関係を築くために不可欠です。
特に、家庭に迎えたばかりの犬には、早期のトレーニングと一貫した指導が求められます。まず、ポジティブな強化方法を採用し、褒めることで良い行動を促してください。
例えば、「お座り」「待て」などの基本コマンドは、毎日のルーチンに取り入れ、繰り返し指導しましょう。
また、飼い主がリーダーシップをしっかり持ち、落ち着いた態度で接することも重要!
犬は人をしっかり見てますよ。
犬は一貫性を求めるため、家族全員が同じルールを守る必要がありますので協力してくださいね。
運動量の目安
- ラブラドール:1日2時間以上の運動が必要
- ゴールデン:1〜2時間の運動+知的刺激を好む
しつけやすさ
- ラブラドール:活発で好奇心旺盛な分、集中力が短いこともありますが、訓練性能は高い
- ゴールデン:穏やかで学習意欲が高く、繰り返し教えることでよく覚えます
メリット・デメリット早見表
ここまでの比較をメリット・デメリットでまとめてみました。
項目 | ラブラドール | ゴールデン |
性格 | 活発・学習意欲が高い | 穏やか・愛情深く子どもに優しい |
被毛ケア | 短毛・週1ブラッシング可 | 長毛・毎日ブラッシングが必要 |
運動量 | 高め(2時間/日) | 中〜高(1時間+精神刺激) |
トレーニング性 | 非常に高い | 高いが繰り返しで集中しやすい |
初心者向き | アクティブな家庭に最適 | 飼育初心者でも扱いやすい |
注意点 | 肥満に注意、破壊行動のリスクあり | 被毛の手入れの手間がやや大きい |
これはあくまで目安ですので、それぞれのわんちゃんごとに個性も体格、性格も違いますので注意下さいね。
初心者向け飼育ガイド!
ラブラドールとゴールデン・レトリバーはともに人気のある家庭犬であり、犬種の中でも非常に飼育しやすいと評価されています。
しかし、その中にもそれぞれ独自の特徴や適性あり。
飼育のしやすさは、犬の性格、運動量、ケアの頻度など、多くの要素に左右されるため、自分の生活スタイルや家庭環境に合った選択が重要です。
比較を通じて、それぞれの長所と短所を理解し、最適な犬種を見つける手助けをしましょう。
最終的には飼い主の希望と犬の特性のバランスを考えることが、幸せな共生につながります。
そして、その子の特性を理解して可愛がってあげてくださいね。
飼い主のリアル体験談
“うちのマダムはパパやママの足元でいつもまったり寝てます。”
“家族に優しく、2女3女4女にも優しくて本当の癒しです。”
“マダムもクロコも仲良くお散歩、一人で散布だと寂しそうなんだよね”
“クロコは2女の白チビちゃんと遊んでいましたが、今は、妹ができ、妹と楽しく遊んでます。たまにうざそうな感じもありますが”
“毎朝起きてくると嬉嬉し、帰宅したときも玄関までお出迎えして嬉嬉し、癒されますよ”
Q&A|読者が知りたい疑問に答える
Q1. 初心者でも飼えますか?
→ ゴールデンは穏やかで初心者向き。ラブラドールは運動に自信があるならOK。
どちらの犬種も人にやさしいので飼いやすいですよ。
Q2. 長寿と健康面は?
→ どちらも平均寿命は10〜12歳程飼い
股関節形成不全や肥満に注意が必要です。
Q3. 留守番は得意?
→ 長時間の留守番はどちらも苦手。
十分な運動と愛情が必要です。
失敗しない犬種選びチェックリスト
- 家族構成(子ども・高齢者の有無)
- 毎日の運動時間を確保できるか
- 被毛手入れの時間と気力
- 健康管理と病院への通いやすさ
- ライフスタイルに合っているか
まとめと行動のすすめ
ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバー徹底比較|初心者向け飼育ガイド!と題して紹介しましたがいかがでしたか。
- ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバー徹底比較
- ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーは似ているようで体格、性格とも違う
- ラブラドール・レトリバーとゴールデン・レトリバーの初心者向け飼育ガイド!
- 家族構成(子ども・高齢者の有無)
- 毎日の運動時間を確保できるか
- 被毛手入れの時間と気力
- 健康管理と病院への通いやすさ
- ライフスタイルに合っているか
これらをチェックして判断下さいね。
ラブラドールとゴールデンは、どちらも素晴らしい家庭犬です。
違いを知り、自分の生活や性格に合ったパートナーを選ぶことで、より良い関係を築くことができますのでぜひ、検討中のかたは参考にしてください。。